二月の読書

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病院に人がたくさん押しかけている映像を見た時にこの本のことを思い出した。

主要人物のカリムが憂いていたのはこういう現象か。

 

欲しいのは正確な情報じゃなくて、あなたは大丈夫ですという安心だ。

でもあふれるほど情報がある中で、どれが本当なのかわからなくなっている今は正確なものが欲しい。

 

専門家一人呼んで解説してもらってどうにかなるもんかいな。

こちとら三人寄れば文殊の知恵でやっと原因と対策読み解いたんじゃ。

とワイドショーに対してよくわからない対抗意識を燃やしてしまった。

 

おこぼれ姫と円卓の騎士 女神の警告/石田リンネ

おこぼれ姫と円卓の騎士 再起の大地/石田リンネ

リップジプシー

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何も考えずにいられたことは幸せであった。

 

リップジプシーになってしまった。

それというのもバーツビーズが日本から撤退してしまったからだ。

 

口紅の代わりに色付きリップを使っていた、色付きリップというかバーツビーズ。

口紅塗ってます感がないのがとても良くて重宝していた。

あえて欠点を言うなら、欲しくなりすぎて色選びに困る事くらいか。

 

とにかく口にはバーツビーズさえ塗っておけば大丈夫!

 

…だが、もう大丈夫ではなくなってしまった。

 

バーツビーズがなくなり、代替バーツビーズを探さなくてはいけなくなった私は困った。

ドラッグストアのリップはなんか嫌。

そんなくだらない見栄があり、そうそうそこらのリップに手が出せない。

 

唇にやさしいものをと考えて、ママバターの色付きリップをよせばいいのに2色買い。

結果は。

どうにもこうにも私のお口はバーツビーズに慣らされているようで、色ぬってます感が強い。クレヨンみたい。

私のお口が悪いのか?

 

どうしたらいいのと思っていたら、バーツビーズの陰でひっそり使われていた普通のリップも使いきってしまった。

焦る焦る。

 

ドラッグストアでもいいです!この際!というのでベビーワセリン。

色はないけどテカるでしょう。グロスっぽいでしょう。

色が欲しけりゃママバターですよ。いい感じ!

 

半ばやけになっていたところマツキヨのリップを購入。日本のリップにしては珍しくゼラニウムの香りだったもので。

レジに並んだら色付きもあるもんだからリップジプシー、特に色付きのリップジプシーを自負する私は買うわけです。

 

「ものの少ない生活でしあわせ」は、とうてい私なんぞにはできない芸当だと今回思い知らされた。

リップ一つ使いきったらまた同じものを一つ買うという単純生活の有難み、そしてそんなふうに考えることを放棄していたがために一つ使い切って合計六つものリップを買いこんだ私。

でももう大丈夫。色付きリップがなくなったら今度はマツキヨにいけばいい。

 

ちなみにひっそり使っていたリップは前回購入店舗においてあったのでジプシーになる心配はいらない。

 

これでかれこれ3か月にも及ぶリップジプシー生活から抜け出せる。

さようならバーツビーズ、だけどいつか帰ってきておくれ。

 

 

 

 

1月読書②

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"最高にどうでもいい。”

 

何度も立ち読みして迷ったけれどこの一撃にやられて買った。

 

 

テレビで見る料理に対して、食べたい!と思うことがあまりない。

父はギャル曽根ちゃんの大食い企画に出てくる大盛り料理を見ては、うぉ~いいなぁ~などと大げさに騒いでみたり、サラメシの他人のお弁当に俺もあんなのが食べたいと厭味ったらしく訴えてくる。

そして母が、心底うんざりしていると態度で応える。

 

大盛り料理はあまり見た目がよろしくなく、わたしは食べる気が失せてしまう。おいしそうだなと思うより持ち帰りの不可が気になって仕方ない。

食べきれないとお代を払うんだから当然持ち帰りさせてくれるんだよな?でも日本の飲食店は衛生管理がどうこうで出来ないのかな?

お弁当もどうやったら色とりどりのお弁当になるのか不思議で、その謎を追うのに忙しくおいしそうだと思って見ることはない。

それよりも、漫画や小説、エッセイで読む方が無駄に味を想像したりして食べたくなっている。

 

ハンバーガーと続・絶食の話ではハンバーガーを、ところてんの話ではところてんを、デリバリの話ではそんなに好きでもないウニ・いくらと明太子のパスタというものを食べたくてしょうがなかった。

わたしの大好きな小説では屋台で買い食いをするシーンがあるのだけれど、そちらもおいしそうでおいしそうで何故ここらへんには屋台がないんだ!と勝手に怒ったりもした。

わたしは想像でものを食べているのかもしれない。

父のようにうわぁ~だの、俺もあんなの食べたいなぁだの騒ぐことはないけれど、おづまりこさんのコミックエッセイを読んだがためにカルディのシナモンロールを買ったり押麦を食べたり行動に出る単純さをどうにかしたい。

そのうち私も父のようになって漫画を読んではうわぁ!と、小説を読んでは食べてみたいなぁと言い出すようになるのかもしれない。

 

くいいじ/安野モヨコ

 

 

 

台湾、街かどの人形劇

 

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昔教育テレビで蜘蛛の糸の人形劇を見た。

話の内容が幼い私には衝撃的すぎた。そのせいで人形劇も苦手になってしまった。

…というわけでもない。

人形の姿形にもよるし、話の内容も関係してくる。

サンダーバードひょっこりひょうたん島も見た事があるし、三銃士やシャーロックホームズも見た。

割と丸めの人形なら問題がなかったのか?

プリンプリンは世代的に見ていないのか記憶にないし、三国志も記憶にない。

三国志は見たいと思っている。この人形劇で三国志入門を果たしたいと密かに考えている。

人形浄瑠璃の人形は綺麗だと思うけど、そもそも気軽に見に行ける地域に住んではいないし、知識がなくて気後れしてしまう。

人形劇は身近なようでいて意外と遠い存在なんだなぁ。

 

台湾、街かどの人形劇。

 

ひょっこりひょうたん島でミクロニュウムの話がある。

ハカセと共同研究をしていた(?)悪い博士が怒ると顔が鬼みたいになる。

伝統的な人形劇でそんなふうに変わるのがあったようなきがするなぁ。それをちゃんと子供番組に取り入れてるなんてすごいなぁ。

なんてのんきに考える。

わたしにとっての人形劇は教育番組のそれで、世代が変わると人形浄瑠璃などになるのかな。

 

見ていたくせに一度も人形を操りたいと思ったことがない。

見るものだったし、人形が自分で動いているんだと思っているからだ。

もちろん黒い棒や、動かしている人がいるのはわかってるし見えている。

それでもやっぱり人形劇は人形が勝手に動いていて、わたしがどうこうするものじゃない。

技や伝統を継承して次の世代へつなげていく手伝いは出来ないけれど、見ることで興味を広げることで何か手伝えたらいいなとは思う。

 

そういうわけで、この映画のタイトルが指しているであろう人形劇の布袋戯もいろいろな話が見られたらいいなと思う。

「偶然の美談」を見せてもらえたことはとてもありがたいことだ。

 

1月の読書

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"もうそれ以下に落ちないようにするには、まず日常身辺の汚れに気を使い、貧者であることに甘えるなかれと教えたのだ。”

かかし長屋のこの一説がとても好き。

この本を買ったきっかけはなんだったか、おそらく夏や冬の文庫フェアの紹介冊子で見たんだろう。

たぶん高校生くらいの時に買ったと思う。そのころはとくに時代小説をよく読んでいた時期だった。

 

久しぶりに読んでみて、やっぱり上の文章を含む和尚の教えが好きだなぁと思うのだ。

断捨離、ミニマリスト、物が少ないと幸せになれる…この手のものに勝手に振り回されてちょっとぐったり気味だっただけに和尚の教えに有難さを感じてる。

悪いわけではないんだけど、雑誌やなんやで特集されてるのを読んじゃうと脅迫されてるんじゃないかというくらい、シンプルに生きなきゃならんのか…と途方に暮れる。

読まないのが一番だけど、嫌いじゃないしすっきりした部屋に住みたい思いはあるからついつい読んじゃって、負の連鎖。

冷静になれ。雑誌に出てくるような人や、本を出版している人たちはもはやプロ、トップアスリートみたいなもんだ。基礎のなっていないど素人には難易度が高すぎる。

まずは基礎から始めるんだ。

 

そんなわけではないけども、目について一緒に読んでたのが所作の本。

偶然お寺さん。偶然住職。

姿勢を整える、汚れたものはその日のうちに等々箇条書きだから読みやすさがある。

身だしなみを整えるの項を読んでいるときには、進めてたゲームの中でも信頼されるには身だしなみを整えることが大事と諭されていた。

江戸時代、現代そしてゲームの中でも身だしなみを整えるのは基本中のきほんなんだな。 

身だしなみを整えることからはじめていけば、私もいつかはプロになれ…なくてもいいな。まずは現状維持の方向で。

 

かかし長屋/半村良

禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本/枡野俊明

 

 

昨年あまり本を読まなかったので今年は月に2冊は読もうと決めた。

1月の本は偶然にも住職がかかわっていて読み比べみたいになった。

記憶に残るので私は何かの教えを説くような本は小説が好きだけど、簡単に影響されてすぐ実践できるのは箇条書きの本だったりする。すぐ忘れちゃうんだけど。

 

自分へのご褒美 お茶編

ようやく飲み始めたルピシアの福袋。

正確に言うと福袋に入っている商品の個包装があったのでそれを開封

 

自分へのご褒美もう一つ、ルピシアの福袋も頼んでました。

 

去年、初めて福袋を購入。

よくわからないうちに購入していた福袋は紅茶のノンフレーバーでした。

帰ってから、あら不思議?変わった味のはないのね。なんて阿呆な感想が。

ノン・フレーバーですから!まったく~私ってば~。

 

そして夏にもバラエティーの福袋を購入。

バラエティーはいいですね~。いろいろ入ってる。

サクランボとメロン烏龍がお気に入りで休憩中に飲んでは癒されました。

小説の影響で烏龍茶というか台湾・中国茶が気になり、中に入っていたメロン烏龍以外の烏龍茶も飲んでみることに。

烏龍茶おいしい!

苦手だったんです、烏龍茶。

むかーし、烏龍茶が一世を風靡したとき、まぁそれ以前から、味が渋くて、独特の後味が苦手だったんです。

まあ何より、茶色いお茶はほうじ茶と麦茶しか飲んだことのなかった私には未知の液体、未知の味。なんか変な味ーとなるのは必然。

それがおいしいおいしい!言って飲むようになるから味覚って不思議。

あの渋みが前面に出てこない。ルピシアおそるべし。

 

そして今回冬の福袋購入となりました。

まだバラエティー飲み切ってないし、紅茶のノンフレーバー夏にも購入しちゃったしでどうしようか迷って迷って、自作の表まで作る阿保ぶり再び。

 

バラエティーリーフとノンカフェイン・ローカフェイン・ハーブティーの二つになりました。性格上一つに決められません。

ノンカフェイン・ハーブティーはどうしても欲しかったんですよ。

一時的にカフェインを控えたりするのでその間のお茶の楽しみが少ない!

買えてよかった。

 

欲張りさんなのでおまけがもらえる福袋を1つ購入したんですが、人気なんですってね白桃煎茶。

福袋にもいらっしゃって、白桃煎茶。手前の家にも居りますの白桃煎茶。

3つもある…。

12月頭にお店にも伺ったんです、メロン烏龍とサクランボ・デカフェ津軽りんごを買いに。サクランボだけなくて残り2つは購入。

もう、お分かりですね?こちらもなぜかダブってしまった津軽りんご!!

好きだからいいんだけど!あれ~?

何をどう飲めばいいやら…。

 

とりあえず今日からしばらくはカフェインを控えさせてもらうので、変わった味が面白くて、ほぼ初心者味覚のルイボスをいただいていこうと思います。

ルイボス本日で3回目のお味。

 

自分へのご褒美

あけましておめでとうございます

 

ようやくひと段落ついたので、昨年末から楽しみにしていたブツの開梱作業に入ろうと今日はちょっとワクワク。

お天気も良くて日頃の行いがよかったのかな。

あれ、でも今年は前厄?いや、でもきっといい年だ。

 

で、何を開けるかというと…フェリシモのご褒美チョコ!

年末にうっかり体調不良になんてなるから、気を遣って食べずにいたのだ。

お待たせ!わたし!

 

今回は4つ。

いや~届いてびっくり。バレンタイン分に申し込んだものをご褒美用にも頼んでたらしい。

ダミアン ヴェトー?最近どこかで見たな…、あーー!

バレンタイン・ホワイトデー用のを選んでる時に見た!申し込んだ!

 

前回もやっちゃって、今回もやったぜ。

記憶がなぁ。ないんだよね。

ネギュスさんのチョコを頼んだのしか覚えてない。

今年からはおとなしくネギュスさんだけにしようかな。

 

さてさて楽しい開梱作業。今回は4つ。

どれをどの順で食べようかな。